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 国分寺市内の公立保育園が1園だけを残してなくなろうとしています。私は、市民の意見を聞かずに一方的にすすめる市役所のやり方に反対をする子育て 中の市民です。公立保育園にはまだまだ存在意義はあります。みなさんと一緒に今後の国分寺市の保育園について考えたいと思っております。
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 正式名称は、国分寺駅北口再開発事業の特定建築者選定に当たって敷地処分予定価格を最低制限価格とする条例等の規定を求める陳情です。これは、敷地予定価格以下での落札をさせないための予防手段となるものです。陳情内容はこちらからどうぞ。
 この敷地処分予定価格を下回ると、その価格差分だけ市が負担しないといけなくなります。逆に、その価格を上回ると価格差分だけ市にお金が残るということです。ちなみに、4小の跡地開発ではこの手法を用いて、最終的には4億円ほど市にお金が残りました。なお、議会では10月1日に審議され、異議なしということで採択されました。
 とはいっても、根本的な問題が解決したわけではありません。次の山場は、特定建築者がこの陳情を受けて、どのような対応をしてくるのかどうか。業者は極力、安く落札しようとたくらみますが、この陳情が通ったことで警戒をしてきます。もしかしたら、どこの業者も入札に参加しないかもしれません。 
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 9月の市議会が終わりました。この中で特徴的な動きについてご紹介します。
 「平成23年度国分寺市一般会計歳入歳出決算の認定について」審議されました。結果は、賛成(自民党と生活者ネット)が少数のため、不認定となりました。つまり、議会からは昨年度の決算は認められないという結論となりました。これで、だからどうなるものではありませんが、極めて異例の事態となりました。つまり、通常は予算に賛成した議員は決算にも賛成するものですが、今回は異なった態度をとった議員さんが多くいたということです。考えようによっては、そのような議員は無責任といえます。決算に反対するならば、予算も反対すべきです。ちなみに、予算も決算も反対したのは日本共産党だけです。今回、このような事態になったのはどうしてなのか。この間行われてきた予算特別委員会では、駐輪場の横領事件(事件についてはこちらをどうぞ)について審議をしました。そこで、議会に報告しなかった不祥事が発覚し、監査委員の指摘がなければ、わからなかったことがあったようです。このように相変わらず情報をオープンにしない体質があきらかになり、重大な問題をあいまにしようとした市への批判ということで、不承認が多数となったとのことです。
 &不承認となった背景のその2です。このようなひどい予算執行に対して市民の怒りが湧きおこり、それが議員さんにも伝わったのではないでしょうか。確かに今回は昨年度の予算の審議ですが、市民生活の切り捨ては既に行われており、現在続行中です。子育て世代だけでなく、あらゆる世代から怒りの声が現在起きており、それが議会で反映されたと私はみております。
 
 「中山氏の質問について」の続きです。P8の上から2行目をご覧ください。
「◯13番(中山ごう君) では、そのガイドラインや募集要項に、看護師、栄養士を常駐すると、配置するということを明記するということでしょうか。
◯子ども福祉部長(根本裕之君) 説明が不足して申しわけありません。そのガイドラインの中に、看護師なり栄養士なり、そういった専門職について常駐をする、配置をするということを記載させていただこうと考えてございます。」
 というやりとりをしております。民設民営園のガイドラインには、ちゃんと看護師や栄養士の常駐が規定されているかチェックしましょう。
 次のやり取りは、市がどこまで民設民営園にチェック機能が果たせるのかという内容です。
「◯13番(中山ごう君) 都が指導監査するというのは、先ほどおっしゃった全国的な最低基準での話ではないのですか。先ほど栄養士や看護師については、それ以上の取り組みを国分寺市ではしていると。当然、基幹型システムが構築できたとするならば、そこではその全国一律の最低基準にとどまらず、よりよい保育を目指していくわけですよね。でも東京都の監査は、その国分寺市の水準に合わせた監査指導をするのでしょうか。
◯子ども福祉部長(根本裕之君) 東京都の指導監査、監督権については、基本的には保育指針に基づいた指導監督になると思います。それ以上のものについて、これは市の考え方で、基幹型のシステムの中でそれぞれ各保育園について協力を求めていく、そういうことになるというふうに考えています。」
 あくまでも市は、民設民営園に対しては協力を求めるしかできないとしております。ということは、強制力はなく、当初配置されていた栄養士や看護師がいなくなる可能性もあります。経営状態がよければ、そのような人員配置が出来るかもしれません。しかし、一旦経営が悪くなったらどうなるのでしょうか。
 やっぱりいけませんねえ。保育所の民営化は!
 保育園について質問した議員さんでご紹介した中山氏の質問について若干のコメントをさせていただきます。
 基幹型システムがまだ確立されていないのに保育の質の維持・向上ができるという根拠が相変わらずないことが明確になりました。要は、やってみないとわからないというものです。子どもを実験にしないでほしいものです。市の答弁ではさかんに「検討している」としております。検討は机上のことでしかありません。事前にテストをするのは当然のはずですが、こんなことでいいのでしょうか。このシステムが失敗や問題が発生したら、その犠牲になるのは国分寺の将来を支える子ども達です。保護者が心配しているのは、計画のイメージでなく、その中身です。その中身が明確にならなければ、保護者は安心できません。市は、どうせ保護者はその中身なんて理解できない(興味がない)と思っているのかもしれませんが。
 ひかり保育園の委託もおかしな話となっております。業務委託契約は2012年にして、その後の2013年になってから基幹型システムが確定される予定です。順番が逆ではないでしょうか。実際、基幹型システムができても、事業者が対応できないという事態が起こりかねません。市は、委託業者もワーキングチームに参加して基幹型システムを確定させるから大丈夫だという回答です。市の認識は甘いといわざるをえません。なぜなら、もし私がその事業者であればそのワーキングチームで基幹型システムを骨抜きにします。つまり、事業者が有利になるような内容を盛り込むようにします。
 ②につづきます。
 引き続き、保育園について質問した議員さんでご紹介した片畑氏の質問について若干のコメントをさせていただきます。
 ご自身も保育園を利用された経験があるということで、きめ細かい点について質問していると思いました。気になったのは、家庭福祉員のところです。P4の後半にあります。家庭福祉員へのサポートをと近隣の認可保育園に担うことはできないかという意見を述べております。経営面のことを考えたら、私立園でそのような対応は可能かどうか疑問です。公立園ならまだしも。よって、市の答弁も「現在考えているのは、基幹型の保育園でどういったバックアップができるのかといったことを研究して構築をしてまいりたい」となっております。たった3園での対応で十分なのかどうか。この点をみても、基幹型保育所って大変な位置づけになりますが、本当に大丈夫なのでしょうか。
 なお、市の答弁を見ても、「ここら辺は少し研究課題だというふうに考えておりますけれども」となっております。ところで、現状はどうしているのか?疑問です。
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