子宮頸がんワクチンの続報について

　朝日新聞からの記事です。こちらをどうぞ。子宮頸がんワクチンの副作用に追加の症状があるようです。急性散在性脳脊髄炎というのは、ワクチン接種後に生じるアレルギー性の病気です。もう一つのギラン・バレー症候群は、特定疾患に認定された指定難病です。ワクチン接種はリスクがもともとあるものですが、他の予防接種と比較した場合、リスクの高さという点ではどうなのでしょうか？

卵＆乳製品なしの給食とは

　北海道の千歳市では、アレルギーの原因となる卵や乳製品を市内保育所の給食から排除することにきめたそうです。毎日新聞にとびます。ここまでやるとなると、提供できる食材がどんどんなくなってしまうのでは？そのうち、給食がなくなるかも。あらゆる食材がアレルギーの原因ですから。それよりも、人員体制上はどうなのかという検討はされているのか疑問です。食材のチェックをするのは人の目です。作る人とそれをチェックする人が確立されることでかなり防げるのではないでしょうか。

待機児０になった行政区

　ついにあの行政区で待機児が「0」になりました。Yahooにとびます。
　これで行政のお仕事を終わりにするのでなはなく、引き続き「質」の向上をどう図るのかをしていただきたいものです。記事では「補助金を手厚くするなどし、企業が参入しやすい環境」と書いておりますが、その一方で安全基準の改悪がされております（都市部では詰め込み保育O.K.ですから）。そのような問題点もあるということを指摘する必要があります。

この認識の差はどこからくるのか？

　たびたび、待機児童問題ネタです。THE PAGEという、WEBで様々なニュースを報道しているサイトです。株式会社に認可保育所が参入するかどうかについての記事です。THE PAGEにとびます。横浜市と世田谷区のコメントがのっております。国分寺市は、横浜派といったところです。世田谷区がなぜ株式会社をいれないかという理由をずばりいっております。

「全国的にみて、株式会社による保育所はまだその質を評価できるほどのスケールに達していない」
「倒産した場合に園児の行く先が懸念される」

世田谷区派のような問題認識をもった市民は国分寺市にもいることでしょう。しかし、国分寺市役所は異なります。同じ役所でも、どうしてこう見解が異なるのか？人間だからでしょうか。
　なお、上記の２点について、納得できる回答を市役所からいただいた記憶は今のところありません。

国分寺市って先駆的だったですね

　この報道をみて初めて知りました。恥ずかしながら、株式会社って認可保育所に参入できないってことを。 こちらからどうぞ。国分寺市はある意味では先駆的な取り組みだったですね。既に４か所ほどあると思います。間違っていたらすみません。
　さて市内の私立保育園では、園庭＆プールがないところがあります（株式会社が運営する保育園に限らず）。ちなにみ、市立保育園は両方とも完備しております。そのようなところは、保育士さんが色々と工夫をして子ども達のケアをしております。以前、市の職員の方と懇談した時に「園庭やプールがあるからといって質の高い保育とは考えていない」という趣旨の発言をされておりました。このような方には、保育士さんの苦労をご理解するのは困難でしょう。そもそも、子どもの発達を保障するには必要なもの（プールや園庭など）という認識は皆無では。
　ちなみに、この同じ方は株式会社を大変評価しております。その理由を聞いたら、事故報告件数が少ないと言っておりました。それは、あくまでも表面的なものであって、そもそも保育所を管理監督する立場（そもそもそのような認識がない？）であれば、数字に表れないことをいかにして把握するのかが求められているはずです。
　このような状況で、本当に国分寺市の保育園は大丈夫なのでしょうか？頑張れ、保護者＆保育士さん♪