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 国分寺市内の公立保育園が1園だけを残してなくなろうとしています。私は、市民の意見を聞かずに一方的にすすめる市役所のやり方に反対をする子育て 中の市民です。公立保育園にはまだまだ存在意義はあります。みなさんと一緒に今後の国分寺市の保育園について考えたいと思っております。
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 公設民営という制度について考えてみました。ネックになるのが2点あると思います。
①運営委託更新についてです。契約内容にもよりますが、一定期間に行政が事業者の運営状況について評価します。その際に評価が下がると、別の業者さんに変わることになります。まあ、ごみ収集や駐輪場の管理ならいいですが、保育園になると次元が異なります。そう、コロコロと事業者が変わるのでは、子どもや保護者にとっては大きな負担になります。もちろん、そのようにならないようにするための努力を事業者や行政はしないといけないのですが。逆にそのような事態を回避するために、事業者の問題点を表面化させないようにするような動きを行政がする危険があります。
②理念の問題です。公設民営では、その行政としての公立保育についての理念があるので、それを尊重&継続しないといけません。しかし、その一方で事業者は、独自に理念をもっております。そのバランスを保ちながら運営することの困難性があります。相反するような理念はないとは思いますが、株式会社の場合ではバッティングする危険がありかもしれません。保育園での話ではありませんで、JALの経営者は「1兆円のもうけがでてから安全について考えろ」と社員研修会で発言したそうです。となると、行政は常に公設民営園は行政の目指す理念から外れていることはしていないかどうかチェックしないといけません。しかし、そのようなマネージメント能力がどの行政にもあるかどうか。
 ご参考までに目黒区HP(以前にもご紹介しましたが)の図解があるのでご覧ください。事故責任のところが微妙です。こちらからどうぞ。
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