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 国分寺市内の公立保育園が1園だけを残してなくなろうとしています。私は、市民の意見を聞かずに一方的にすすめる市役所のやり方に反対をする子育て 中の市民です。公立保育園にはまだまだ存在意義はあります。みなさんと一緒に今後の国分寺市の保育園について考えたいと思っております。
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 最近、読んだ本の紹介です。「ルポ子どもの貧困連鎖」です。こんな表紙です(Amazonに飛びます)。
 凄まじい貧困の問題が報告されており、目をそらしたくなる描写がいくつもありました。本人に問題がなくても貧困に陥るという事例が多数紹介されており、他人事ではありません。自己責任論がいかに虚構の理屈なのかがわかります。
 さて、この本のおわりのところで、「保育の質」について解説している箇所がありました。私にとっては、参考になる内容だったのでご参考までに。こちらからダウンロードできます。そもそも、日本において保育の質なんていうことを議論するようになったのはここ最近のようです。
 さて、ここでは保育の質というものを3つの要素に分解しております。
①プロセスの質、②構造の質、③労働環境の質 +αとして、価値観や理念の問題
 詳しくは、是非、この本を手に取ってお読みください。なお、市内の図書館にもおいてありますので。
 
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 11月10日(土)にP連の学習会があり参加しました。学校給食調理業務委託計画について、調理員さんと保護者の方から報告がありました。
 正直なところ、保護者は学校給食のことはよくわからない部分が結構あります。それだけに、今回の調理員さんのお話を聞いて大変な努力をして、子ども達のための給食を作っていることがわかりました。
 特に、アレルギー対応です。忙しい業務の中、栄養士さんと事前に打ち合わせをする中で作っていることがよくわかりました。また、子ども達が楽しみにしているバイキングやお弁当などは、通常の給食とは別に作らないといけないため、栄養士さんも協力しているという話がありました。
 ご存じのように国分寺市は、食育がとても進んでおります。調理員さんもただ単に給食を作るのではなく、子ども達の前にでて一緒になって食育をしていることがわかりました。作る人の顔をみせるのも食育の一環といえます。
 調理員さんのお話を聞いてみて感じたのは、今のこの素晴らしい給食というのは、栄養士さんや調理員さんが一体となって協力するからこそ実現できているのではないかということです。間違いが起きてはならないように忙しいなか慎重に調理しているアレルギー職や食育などは、栄養士さんと調理員さんの連携のたまものです。
 では、これが今度の市の計画ではどうなるのでしょうか。栄養士さんは、直接、調理師さんには声をかけることは困難になります。栄養士さんは、委託先の従業員から業務責任者(1人)を任命して、その方だけに指示をだすことになります。調理業務をしながら、栄養士さんから出る様々な指示を的確に各調理員さんに伝えることができるのか疑問です。私も「絶望感」を感じております。市は、保護者が感じている絶望感を払拭するための説明会を開催する義務があります。
 11月8日の19時から、ひかりプラザにて2回目の給食説明会が開催されました。これは、10月20日に行われた説明会で、「これで説明はおわりなのか」という意見を受けて(市は説明不足を認めた)開催されました。参加人数は30名程度でしょうか。市議会議員さんも何人か参加しておりました。
 今回の配布資料には、計画の他にQ&Aなるものが配布されました。前回出た質問についての回答です。中身は薄いですけど、まあ少しは市民の意見が反映されたといえるのではないでしょうか。
 お待ちかねの質疑応答です。他の自治体で既に民間委託しているところで、色々な問題(異物混入、アレルギー対応の間違い、食中毒の発生、倒産した時の対応などなど)を紹介し、それへの市としての対応を聞いたのですが、全く納得できる回答は得られませんでした。基本的なスタンスは、「良い事業者を選択する」から大丈夫ということです。
 また、作業の進捗状況(時間内に間に合わなく栄養士が調理師と一緒になって調理するケースが実際にあります)によっては、偽装請負になる状況が発生することも認めております。このままでは、栄養士と委託業者のガンバリズムに頼る状況になりかねません。
 市は8時に説明会を一方的に終わらせよとしましたが、参加者からは次々と意見が出て終わりは21時近くでした。最後の方で、来年度実施される予定の8小の保護者の方が発言しました(4人参加)。市の説明(8小では平日の夜と日曜の昼に開催)と別の機会で知り合った方の話を聞いて、どちらが本当なのかを確認するために参加したとのことでした。「今は絶望感で一杯です」という発言にフロアーは静まりかえりました(これは主観ですので)。この方はアレルギーのあるお子さんの保護者なので、なおのことでしょう。大半の事業者は頑張ってアレルギー対応をしているのは確かです。しかし、劣悪な労働条件の中(安い人件費&ギリギリの人員)で、アレルギー対応をするということは至難のわざです。構造的にミスを起こしやすいと言わざるをえません。この説明会で、アレルギーの対応策について納得ができる説明をできていないからこそ、このような発言(絶望感)がでたことを市は認識すべきです。
 とどめは、最後の方で市から「多くの自治体で既に民営化されているがどこも良くやっている思う」といった発言がありました。この場においてもまだ「思う」などという主観的な発言をしており、失笑というか反発(あんたの主観なんてどうでもいい)をかっておりました。
 「平成24年 教育委員会会議録」なるものをこの間、読んでおりました。学校給食についてとても気になった箇所がありましたので、ご紹介したいと思います。
 こちらをご覧ください。これは、9月18日開催された議事録です。このP4の中ほど(上から12行目)です。以下のような記載があります。
「この第2号の「市民生活に影響を及ぼさない政策等」というこの判断をもって,今回はパブリック・コメントを実施しないとう形で,6月28日に実施計画を策定というこでありますが,~(省略)~」
 本当に調理業務を民間委託しただけれあれば「市民生活に影響を及ぼさない」といえるのでしょうか。実際のところ、各地で色々な問題が起きております。一部ご紹介します。
・給食にボルト・籠・ビニール、業者を厳重注意
・食中毒:ノロウイルス検出 給食が原因 足立区
 まだまだあります。極めつけはこちらです。高石市職員労働組合のHPです。
・東京都立盲・ろう・養護学校給食調理業務委託6年を振りかえって(抜粋)
 これでは保護者は安心して調理業務の民間委託には賛成できません。まずは、市の認識(市民生活に影響を及ぼさない)を改めてもらわなければ、前には進まないのでは?それとも、市役所にとって「子どもは市民ではない」という考えなのかもしれませんね。
 昨夜(10/30)、市職員の方と学校関連や公民館のことで協議する場がありましたので参加しました。どの職員も、市民からの質問にまともに回答できておらず、いかにも「逃げているなあ」という感じがしました。例年そうなんですけど。
 公民館の利用を有料にする根拠として、市は「受益者負担」を持ち出します。利用者は益をえているのだからその分、費用負担せよということです。その議論の中で、市からは「公民館を利用している人とそうでない人での不公平感(多分?)がある」と発言しました。アホじゃねえの、と叫びそうになりました。彼らの論理でいけば、公のサービスを市民全員利用しなければ不公平感が解消されないということになります。税の再分配機能を否定するなんて、公務員の基本のはずなのに・・・、悲しいです。市民全員が障がい者にならなければ、障がい者のサービスも有料化されるということなのでしょうか。公民館は単なる貸会議室でないということをこの職員の方は説明できないと思います。もう一度、勉強して出直していただきたいです。
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