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 国分寺市内の公立保育園が1園だけを残してなくなろうとしています。私は、市民の意見を聞かずに一方的にすすめる市役所のやり方に反対をする子育て 中の市民です。公立保育園にはまだまだ存在意義はあります。みなさんと一緒に今後の国分寺市の保育園について考えたいと思っております。
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 国分寺市のHPをみていたらこのようなページを発見しました。国分寺市HPにとびます。学校給食の調理員をアウトソーシングにちょっと待ったという陳情です。私もこのブログでは、この問題について取り上げてきました。第四次長期総合計画・後期基本計画について長計気になるシリーズ①といった感じで。
 3月の議会ではどのような取扱いになっているのでしょうか?国分寺市議会HPをみてもようわかりません。確認してみます。
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 面積基準の緩和により、より多くの待機児を受け入れるようにするというのが行政サイドの目的です。本当にそれでいいのでしょうか。詰め込み保育による子どもへの影響について、都は認証保育所の利用者調査結果を引き合いにして特に問題がないからということで済ましております。利用者というのは保護者ですから、実際のところ子どもへの影響を正確には判断できないのではないでしょうか。保育士の意見はそこにはありません。面積基準の緩和について日本保育学会では批判的な意見を表明しております。声明文はこちらです。また、保育園を考える親の会でも反対しております。HPにとびます。
 今のところ国分寺市ではそのような動きは出ておりません。しかし、今の計画で保育園が増えたとしても待機児の解消がなければ、詰め込み保育を押し付ける可能性はあります。過去においても、「弾力化」ということで特定のクラスだけ定員を増やすということをしております。
 面積基準の引き下げについては、以下の調査結果が参考になるかと思います。厚労省の委託で全国社会福祉協議会が行った「機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業」(2009年)の報告書です。報告書はこちらから。
 これによると、「食寝分離」を保障するためには、2歳未満で1人当り4.11平方メートル(P392上段)、2歳児以上で2.43平方メートル(P392下段)が必要だと結論づけています。よって、P395には「現在の面積基準をさらに切り下げることや、切り下げられるような仕組みを導入することは、一人ひとりの子どもの発達に応じた保育をさらに困難とするものであることから、少なくとも、現行の最低基準以上のものとなるよう取組みを進めることが重要である」と指摘しております。
 続報です。当日の審議会の内容についてです。基準緩和によって待機児解消対策に効果的なのかどうかについて、都の見解は、どのように判断するかは区・市役所の判断になるため分からないとしております。だったら、そんな危険な規制緩和をするなと突っ込みたいところです。
 文京区の区長さん(育休とった男性区長)は、当日の会議には不参加だったのですが、文書にて反対表明しました。彼の意見は、乳幼児の健全な発育と安全な保育の実施を確保することが保育施設整備で最も考えるべきことであり、面積基準の緩和では意義を見出せないとしております。
 本来ならば、待機児の解消は保育所の増設で対応すべきです。それを安全基準の緩和では、何も解決しません。子どものための政策を考えてもらいものです。
 1月5日に待機児解消の対策として、認可保育所の面積基準の引き下げを可能とする東京都の提案を了承(審議時間たったの20分)してしまいました。いわゆる、「詰め込み保育」をするということです。
 具体的には、現在、認可保育所の0~1歳児の保育室の面積基準は1人あたり3.3㎡となっております。それを年度途中に定員を超えて入所させる場合は、2.5㎡まで引き下げることを認めるという内容です。これは認証保育所なみの基準となります。
 従来の面積基準でさえ狭くて問題があると指摘されていただけに、これ以上詰め込みをすることが子どもにとってメリットがあるのか疑問です。
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